飲酒運転根絶!物流ニッポン特集記事掲載

社外向け用アイキャッチ2

飲んだら乗るな。
乗るなら飲むな。

誰が考えたのか、いつから有るのか解らないですが有名な標語。

トラックや軽自動車などを運転し荷物を届ける仕事を生業とする運送会社。運送業界で働く我々はこの標語を誰よりも身近に感じています。

物流ニッポンという物流業界の専門紙(新聞)があるのですが、今年(2022年)の3月に担当の方より取材の申込みの電話を受けました。

「ロジスティクス最前線近畿版」特集で座談会を企画していて、「事業用自動車の飲酒運転事故防止」というテーマで取材をしたいというオファーでした。『飲酒運転に対する取組に積極的な数社にお声がけして座談会形式で飲酒運転に対してのお考えなどを聞かせて頂きたい』といった内容でした。

もちろん取材は受ささせて頂きました。

昨年も取り上げて頂いています。
山田運送グループの人材確保への取り組みが新聞(物流ニッポン)で紹介!

4月26日付「ロジスティクス最前線 近畿版」に掲載

物流専門誌の物流ニッポン表紙
物流ニッポンに山田運送掲載2022年4月26日号

座談会には弊社も含めて4社が集まり、飲酒運転防止への取り組み、果たすべき責任や、飲酒運転根絶の難しさなど、過去の学びから未来への展望まで様々な言葉が交わされました。

記事は8面・9面の2面に渡って掲載されており、冒頭では昨年(2021年)に千葉県八街市で起きた、トラックによる児童5人の死傷事故という痛ましい事故について触れられています。飲酒運転が原因でした。

この事故を受けて、今までアルコールチェックが義務化されていなかった白ナンバー事業所でも今年の10月から義務化されます。

この事故を背景に飲酒運転に対する関心が高まっている今こそ、「改めて考える飲酒運転根絶」というテーマで企画をしているようです。

八街の事故は対岸の火事ではない

八街市の事故は本当に衝撃的でした。運送関係者で背筋が凍る思いをした方は多かったのではないかと思います。対岸の火事という感覚ではありませんでした。

時代をさかのぼれば、飲酒運転に寛容とも言えるような時代もあったのでしょう。しかし、車の普及と共に歴史は飲酒運転による刑罰を厳罰化する道を歩んでいます。

飲んだら乗るな。
乗るなら飲むな。

近代ではこれが常識なのです。

弊社ではアルコールチェックをシッカリ行っています。近畿・東海・九州・関東と営業所を展開していますが、備え付けのアルコールチェッカーは警察で使うような精度の製品を導入しています。長距離輸送を担当するドライバーは遠隔地で業務終了(帰庫)となりますが、全員に携帯型アルコールチェッカーを渡しています。

お客様は安心して大切な荷物を預けて頂ける事と思います。

SDDプロジェクトに賛同

最期に飲酒運転撲滅運動について触れて終わりにしたいと思います。

弊社は地元ラジオ局のFM大阪が推進するSDDプロジェクトに賛同しています。

SDD=ストップ!ドランク・ドライビング

運送会社として、この運動に賛同することは社会的にも大きな意義を感じます。社内的な啓発の意味もありますが、SDDののぼりを掲げるなど社外に対してもSDDを広める活動も行っています。

私も、口内ケア用品はノンアルコール製品を選んで購入したり、日本酒などが調味料に使われている食べ物なら食べる時間を気にするようになりました。SDDというよりは運送会社で働き始めてからの変化ですが、意識に根付くと生活レベルで変化が起きるという実感があります。

飲酒運転による事故が0(ゼロ)になる日が来ることを願っています。