フォークリフトというと運送業で必要度が高い資格の一つです。
お預かりする荷物も荷姿は様々で、カゴ台車に詰まれている場合や、宅配便を思い描いて貰えると解りやすいですが、一つ一つ手で積むような場合もあります。フォークリフトが活躍するのは、パレットと呼ばれる荷役台に乗せられた状態の商品をお預かりするケースです。
フォークリフトの資格を持っていればリフトマンとして倉庫などで荷物を捌く職に就く事が可能ですが、トラックドライバーとして運送業で働く方は取り扱える荷物が増えてスキルアップに繋がるという事で取得している方が多数おります。
山田運送では従業員を対象に、フォークリフト上達のための技能講習が行われています。
パレットとは
何らかの商品を取り扱う企業の方や倉庫などがある会社で働いている方は良くご存じかと思いますが、パレットは荷物を積むための台で、フォークリフトやハンドリフトの二本のツメを差し込めるようになっています。
ちょっとわかりづらいかもしれませんが、下の写真でトラックに積まれている物はパレットに乗っている状態です。乗せた荷物をラップと呼んでるサランラップの親分みたいなビニールでぐるぐる巻きにして荷崩れしないように固定しています。
写真では木製パレットですが、プラスチック製の物もあります。
フォークリフト上達には練習あるのみ
フォークリフトを操作する為には資格が必要なので、資格を取得していればフォークリフトの運転はできるという事になるのですが、やはり圧倒的に経験不足です。
未経験で大型免許とフォークリフトを取得して運送業界に飛び込んできた方はもちろんなのですが、ベテランドライバーでもブランクがあって”ちょっと不安”という場合があります。
教習所で習うのと、実際の現場で商品を扱うのはプレッシャーが違います。現場ごとに倉庫レイアウトも違いますし、パレットに乗っている荷物だって様々です。そうした状況に対応するには経験を積むことしかありません。
練習して自信を付けてもらうのは良い事ですよね。
高い技能を持ったプロドライバーが提供する高品質輸送で、お客様にもより高い水準で満足を感じて頂ければと思います。
フォークリフト技能講習を開催
もしかしたら、技能講習会という形は初めてかもしれません。
フォークリフトの練習は今までも出来ましたが、ちょっと不安がありますという人に”ちょっと練習しようか?”と管理者が声を掛けるケースや、”まだ自信がないので練習していいですか?”とドライバーさんが管理者に相談して個別に練習時間を作るといった感じでした。
今回は技能講習という形で告知をしているので、今まで声を掛けづらいと遠慮していた方が居れば参加しやすいですね。
ちなみに、講習は当社の倉庫で行いますが、聞いてみたら・・・
『夜でもやんで!』
って事でした。この辺は24時間営業の利を生かして、教官が居れば随時受付のスタイル見たいです。
すばらしい!!
慣れた方が颯爽とフォークリフトを操作して、スイスイと荷物を積んでいく様は見ていて気持ちがいいです。
是非参加してフォークリフトの達人になってほしいですね。